Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

第45回読書会「八月の博物館」

みなさん、こんにちは。そして、お久しぶりです! まあ、僕と会うのは初めてですねw 今年から理科大読書クラブに参加している「チョビさん」です。遅筆ですが、ちまちまと活動してますので、以後お見知りおきを……

まずはじめに、2年ほど前からこちらのブログの更新がされていなかったことをお詫びいたします。その間にも、僕たちは活動をしていました。報告できなくて、申し訳ありません<(_ _)>

さて、今年最後の読書会ですが、僕の発案した瀬名秀明さんの「八月の博物館」を課題本にして行いました。「パラサイト・イヴ」、「BRAIN VALLEY」に続いて2000年に角川書店から出版された本で、角川文庫、新潮文庫でもそれぞれ出版されていますが、全て絶版になってしまっているため、やはり今日いらした方でも、「買えなかったから図書館でかりてきた」というかたもいらっしゃいました。あまり書くとネタバレになってしまいますが、「物語とはなにか」「人を感動させるとはどういうことか」について、著者が真剣に述べた作品です。このブログを読んでいる方だったら、少なくとも物語に興味がある方も多いはずです。ちょっと分厚いですが、是非とも一度読んでみることをおすすめします

僕がこの本と出会ったのは、中学生のときでした。図書室でたまたま手にとった本です。それがまさか、1年で20回以上も読むような本になるとは、もちろん思ってもいませんでしたw

物語は、3つの部分からなっています。メインは亨を主人公とする、不思議な博物館に迷い込む物語。19世紀に実在したエジプト考古学者オーギュスト・マリエットさんの物語。そして、それらの物語を書いている「私」の物語。この3つです。

今回意見が交わされたのは、マリエットさんの物語の必要性です。マリエットさんは、亨の物語には出てきます。しかし、マリエットさんの物語に亨は出てきません。ならば、なぜ瀬名さんはマリエットさんの物語を書いたのでしょうか。それはどうやら、この物語で重要になる言葉と関係があるかもしれません。

亨が迷い込んだ不思議な博物館は、「同調」という、映像を現実にしてしまう技術(?)を使って、失われた博物館や収蔵品などの調査をしています。この同調を使って、亨たちはマリエットさんと会います。ここで普通だったら、マリエットさんはあくまで実際のマリエットさんとは別の人物として(つまりやることが実際とは違う人物として)書かれますが、亨たちは「同調」したのです。つまり、現実とリンクしているわけで、亨たちがあったのは本物のマリエットさんです。そのことを鮮明に出すために、このマリエットさんの物語は一役かっていると考えられます。

また、この物語は、現実とフィクションの境界線が非常に曖昧です。そして、曖昧になったからこそ見えてくる、物語の本質というものが書かれています。小説を書いている身として、出会えてホントによかった本だとおいます。


話が変わりまして、今後の予定ですが、1月から3月は今のところ活動予定はありません。大学入試が始まって、教室の鶴圃も結構厳し状況ですし、遠くから通っていて定期がなくなる人もいらっしゃるので、仕方ありません(><゜) 現在、5月7日に東京で行われます第24回文学フリマにむけて作品を書いている最中です。詳しいことは、後ほどこのブログや、公式サイトの方で報告いたします。

最後になりますが、これからしばらくは私がブログを更新していくことになると思います。初心者なので、至らないところもあるとは思いますが、今後とも理科大読書クラブをよろしくお願いします。
関連記事
スポンサーサイト

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

東京理科大学 読書クラブ

東京理科大学 読書クラブ
主に小説の批評、部誌の制作を行っています。活動は月に数回、そこで読書会(小説の批評)、部会、創作活動を行います。
また、文学フリマ、コミックマーケットで部誌を販売しています。メンバーは約40人。Ⅱ部生が多いですが、Ⅰ部生も近年増えております。


【公式サイト!】
→こちら←
リニューアルしました!!

部員募集中!!
見学希望などは
↓から連絡下さい。

メールフォーム

Twitterもよろしく!

カウンタ

2012/10/25~
再カウントしはじめました。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。